シリーズ最終回
超ベテランガイドのヨシハルさん。
せっかくのヨシハルさんが逆光、、、
昭和55年の吉田大沢下山道落石事故(12人も亡くなっている。その事故により吉田口下山道は新たなルートに作り変えられ今に至る)のその日もガイドをしていたそうです。
ちなみに、私の生まれた夏。
少年起きろ、御来光の瞬間よ。
母が途中でリタイアして、兄弟で登頂
装備が足らず、薄着だったので泣きたいくらい、誰よりも、超絶に寒かったはずなのに
子供だから、誰よりも眠かったはずなのに
文句ひとつ言わず私感心しました
山頂の山小屋で、途中リタイアのお母ちゃんからサイフを預かるのを忘れてしまった!と気付いたおにいちゃんは、あらゆるポケットをあさって千円札を探し出しラーメンを食べた。
弟はうとうと、、、
その後、完全に寝てしまい、御来光見れず
肩を揺らして起こしたけど、いいんだって。
でも分かるよ、睡魔は一番辛いんだわ
7合目東洋館前で
目的は何?
男のロマン だって
私ったら、目的だなんて野暮な質問しちゃいかんね
この時、もう一人同じ添乗員仲間のジョ・エツくんも一緒におしゃべりしながらふと
「ジョくんて、中国語しゃべれるの?」
「何言ってんの逆でしょ。ぼく中国人ですよ」
なんて言っていたら、チャリの青年はジョくんに突如中国語で話始めた
そうなんです、彼も中国人でした。
その後彼は山頂までチャリを運びました。
ガイド石澤さん
彼は、カッコイイです。
スバルライン下れば家があるっちゅうのに、登らない日は、五合目の駐車場で、キャンピングカーライクにカスタマイズしたマイカーの中でポトフ作ってます
昨年の一枚
ひよこガイド杉山くん
また逆光。剣が峰最高地点の石碑よりもうちょい高い、正真正銘日本一高いところで記念撮影。
彼は山小屋スタッフでもあります。年数的にひよこなだけ。つーか逆光。
待ちわびていた、その瞬間
昨年もご一緒しましたね!
↓
ガイドさん含め多くのスタッフの方々に助けてもらって、毎回無事に帰ってこれました。
不安でいっぱいの登山前、一番しんどい夜間登山、万感のゴール
終始ドラマのような、そして誰にとっても精一杯な二日間です
お疲れ様でした
今年も、本当に楽しい富士山の夏でした
終わり